【シャーマンキングフラワーズ】打ち切りはなぜ?続編との関係は?

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シャーマンキングフラワーズ打ち切り

『シャーマンキング』の正統続編として注目された『シャーマンキングフラワーズ』。主人公・麻倉花の新たな戦いを描いた本作は、わずか6巻で完結となり、「打ち切りだったのでは?」と話題になりました。

人気シリーズの続編がなぜ突然終了したのか?そして、そこからどう繋がるのか気になるのが『SHAMAN KING THE SUPER STAR』の存在です。

この記事では、『シャーマンキングフラワーズ』が打ち切りとなった真相や続編の内容、アニメ版との関係について詳しく解説します。

この記事を読むとわかること
  • 『フラワーズ』が打ち切られた真の理由
  • 続編『THE SUPER STAR』とのつながり
  • シリーズを楽しむための時系列と読み方
目次

『シャーマンキングフラワーズ』は雑誌の休刊で打ち切りに

麻倉葉とアンナの息子・麻倉花を主人公に据えた『シャーマンキングフラワーズ』は、2012年から「ジャンプ改」にて連載がスタートしました。

しかし、物語が大きく展開しようとする矢先、連載誌の事情により突如として幕を下ろすこととなります。

完結巻となった第6巻では、物語の核心に触れる直前で終了しており、多くの読者にとって「打ち切り」という印象が強く残る結果となりました。

連載誌「ジャンプ改」の休刊が直接の原因

『シャーマンキングフラワーズ』が途中で完結した最大の要因は、掲載誌『ジャンプ改』の休刊にあります。

この雑誌は、週刊少年ジャンプとは異なる読者層をターゲットとした月刊誌で、2011年に創刊されたものの、思うような部数が伸びず、2014年に休刊となりました。

それに伴い、他の連載作品と同様に『フラワーズ』も掲載の場を失い、継続が困難となったのです。

ツムギ

連載そのものに明確な完結の兆しがなかったため、唐突な終了に戸惑う声が後を絶ちませんでした。

打ち切り=不人気ではない!初版10万部超の実績も

「打ち切り」と聞くと、多くの人が「人気がなかったのでは」と考えてしまいがちですが、『シャーマンキングフラワーズ』の場合は少し事情が異なります。

実際、単行本第1巻の初版発行部数は約10万部を記録しており、続編としては好調なスタートを切っていました。

その後も巻を重ねるごとに安定した読者層を獲得していたものの、雑誌自体の運営が困難となり、作品の評価とは関係のない外的要因で幕を閉じることになったのです。

作品自体のポテンシャルは高く、続編の『SHAMAN KING THE SUPER STAR』への展開がその証とも言えるでしょう。

『シャーマンキングフラワーズ』続編が描くその後の物語

『シャーマンキングフラワーズ』が思わぬ形で終わりを迎えた後、多くのファンが続きの物語を望んでいました。

そんな読者の声に応えるかのように、新たな展開を担う続編『SHAMAN KING THE SUPER STAR』が誕生しました。

本作では、麻倉花を中心に再び動き出すシャーマンの世界が、よりスケールアップした形で描かれています。

講談社に移籍し、新展開がスタート

前作『フラワーズ』が集英社の「ジャンプ改」で連載されていたのに対し、『スーパースター』は講談社の「少年マガジンエッジ」に場を移して2018年から連載が開始されました。

これは、著作権の整理と作者の意向によりシリーズ全体が講談社へ移籍した結果です。

移籍後は、新規読者にも親しみやすくするために設定や用語の再整理がなされ、前作の続きでありながらも独立した作品として楽しめる構成が採用されています。

また、旧シリーズの読者が再び物語に没入できるよう、過去のキャラクターや関係性もしっかりと踏襲されています。

「F.O.M」や新キャラ登場で物語が再始動

『スーパースター』の最大の特徴は、「F.O.M(フラワー・オブ・メイズ)」と呼ばれる新たな勢力同士の代理戦争が軸となっている点です。

この設定によって、従来のシャーマンファイトとは異なる形式の戦いが展開され、より戦略性の高いバトルシーンが描かれています。

また、新たに登場するシャーマンたちはそれぞれが独自の能力や信念を持ち、麻倉花とどのように関わっていくのかが大きな見どころとなっています。

旧キャラクターとの意外な再会や衝突も描かれ、シリーズファンにはたまらない展開が満載です。

『シャーマンキングフラワーズ』アニメ版は原作を忠実に再現

2024年、ついに『シャーマンキングフラワーズ』がアニメとして映像化され、多くのファンの注目を集めました。

前作『シャーマンキング』のリメイク版から続く流れを受けて、次世代の物語がより鮮やかに描かれています。

原作の雰囲気を壊すことなく再構成されたストーリーと、現代的な作画・演出が好評を博しました。

2024年に全13話で放送、完結までを描く構成

『シャーマンキングフラワーズ』のアニメは、テレビ東京系列をはじめとする複数の放送局にて、2024年1月から全13話構成で放映されました。

この13話というコンパクトな枠組みの中で、原作コミックス全6巻分の物語をほぼ網羅しつつ、テンポよく展開されています。

展開が早すぎるとの声もある一方で、原作ファンからは「無駄なく本筋を追っている」「見やすい構成」といった肯定的な評価も多く見受けられました。

また、阿弥陀丸やアンナなどおなじみのキャラクターたちも新たなキャストで再登場し、作品に新鮮さを与えています。

ファン評価と2期制作の可能性は?

放送終了後、SNSやレビューサイトではアニメ版『フラワーズ』に対する多くの感想が投稿されました。

中でも「原作を大事にしている演出」「麻倉花の成長が丁寧に描かれていた」といった高評価の声が目立ちます。

ただし、「キャラクターの背景がやや駆け足だった」「エピソードが深掘りされていない」といった改善を望む意見も一部存在します。

現在のところ、アニメ第2期に関する公式発表はありませんが、続編『SHAMAN KING THE SUPER STAR』のストックが一定量存在することから、視聴者人気と配信・円盤売上次第では制作が検討される可能性も十分にあります。

シャーマンキングフラワーズ「打ち切り」説の背景とは

『シャーマンキングフラワーズ』が完結した際、「人気がなかったから打ち切られたのでは?」という声が一部で広まりました。

しかしその実態は、作品自体の内容や評価とは関係のない事情が絡んでいたのです。

ここでは、なぜ“打ち切り”という誤解が生まれたのか、背景にある二つの大きな要因を掘り下げていきます。

前作の打ち切り歴が影響している?

まずひとつ目の要因は、前作『シャーマンキング』が過去に打ち切りという形で連載終了した経緯にあります。

当時の『シャーマンキング』は、週刊少年ジャンプでの連載終盤にアンケート順位の低迷などもあり、物語が完結しないまま終了した苦い歴史を持っています。

その後、完全版にて真のエンディングが描かれるまでには数年のブランクがあり、読者の間で「シャーマンキング=打ち切り」というイメージが根強く残ってしまいました。

こうした前例があるがゆえに、続編である『フラワーズ』が突然終わった際にも、「またか」と連想されてしまい、“人気低迷による打ち切り”と短絡的に捉えられてしまった面が否めません。

電子書籍の販売停止で混乱を招いた理由

もうひとつ、打ち切り説を強めた要因として「電子書籍版の一時販売中止」が挙げられます。

『シャーマンキングフラワーズ』は当初、集英社から出版されていましたが、後に権利関係の移管に伴って講談社へと出版社が変更されました。

その過程で、旧版の電子書籍が配信停止となる時期があり、これをきっかけに「作品自体が削除された=打ち切り」という誤認が広まってしまったのです。

しかし現在では、講談社版として再リリースされており、単に出版権の移行に伴う措置であったことが明らかになっています。

ツムギ

情報が正しく整理されないまま流通することの怖さを、まさに象徴するような混乱でした。

『シャーマンキングフラワーズ』とシリーズ全体の関係性

『シャーマンキングフラワーズ』は単独の作品として完結していますが、シリーズ全体の流れの中では“中継地点”とも言える重要な位置を占めています。

シャーマンの血を引く麻倉花を中心に、新たな世代の物語が始まった本作は、単なる続編ではなく、次の大きな展開へとつながる起点でした。

シリーズを通して読むことで、前作の因縁やキャラクターたちの成長、世界観の進化がより深く理解できるようになります。

時系列で見るシリーズ構成

『シャーマンキング』シリーズは複数のスピンオフや続編を含んでおり、作品ごとの時系列を把握しておくことで、物語を立体的に捉えることができます。

物語の始まりは、初代作品である『シャーマンキング』からスタートします。ここでは麻倉葉のシャーマンファイト参戦から成長、そして運命との対峙が描かれます。

次にその子である麻倉花の視点に切り替わり、『シャーマンキングフラワーズ』で新世代のシャーマンたちの動きが本格化します。

そして物語は『SHAMAN KING THE SUPER STAR』へと続き、「F.O.M」と呼ばれる新たな抗争や、過去作の伏線回収が進んでいきます。

時系列で整理すると以下のようになります:

  • ①『シャーマンキング』(本編)
  • ②『シャーマンキング0-ZERO-』(過去編)
  • ③『シャーマンキングフラワーズ』(続編)
  • ④『SHAMAN KING THE SUPER STAR』(フラワーズの正統続編)

どの順番で読めば世界観を理解しやすい?

シリーズが多岐に渡るため、どこから手をつければいいか迷う人も多いでしょう。

最もおすすめなのは、やはり発表順に読み進めていく方法です。まずは原点となる『シャーマンキング』本編(特に完全版)から読み始め、その世界観とキャラクターをしっかり把握するのが基本となります。

次に、麻倉家の歴史や葉の過去を補完する『0-ZERO-』を読めば、より深みのある理解が得られるでしょう。

その後、『フラワーズ』を通して麻倉花たち次世代の視点に移り、最後に『THE SUPER STAR』で物語の広がりを感じるのが理想的な流れです。

順を追って読むことで、単体では見えにくかった因縁や伏線がつながり、シリーズの魅力が何倍にも膨らんでいくのを実感できるはずです。

シャーマンキングフラワーズ 打ち切り・続編のまとめ

『シャーマンキングフラワーズ』の突然の完結は、多くのファンに驚きを与えました。

しかし、その背景をたどると、決して作品自体の評価が低かったわけではなく、むしろシリーズは現在も新たな展開へと続いています。

ここでは、改めて打ち切りの経緯と、今読むべき続編の魅力をまとめてお伝えします。

打ち切りの理由は出版社都合、続編で物語は続いている

『シャーマンキングフラワーズ』の完結に至った直接的な理由は、連載誌「ジャンプ改」の休刊によるものでした。

作品自体は安定した人気を誇っており、第1巻の売上は10万部を超える好調なスタートでした。

しかし、掲載誌の運営難という外的要因により、物語の途中で終了せざるを得なかったのです。

この突然の終わり方が“打ち切り”という言葉を強調することになりましたが、実際には作者・武井宏之氏の手で、続編がしっかりと準備されていました。

ツムギ

その続きが描かれているのが『SHAMAN KING THE SUPER STAR』であり、『フラワーズ』の物語は今なお生き続けているのです。

この記事のまとめ
  • 『シャーマンキングフラワーズ』は2012年から「ジャンプ改」で連載開始
  • 物語の核心に入る前に、掲載誌の休刊で第6巻で打ち切りに
  • 初版10万部の売上実績があり、人気低迷が理由ではない
  • 続編『THE SUPER STAR』は講談社へ移籍し2018年から連載
  • 新勢力「F.O.M」の登場で新たな戦いが始まる展開に
  • 2024年放送のアニメは全13話で原作をテンポよく再現
  • 旧作の打ち切り歴や電子書籍停止が誤解を助長
  • 『フラワーズ』はシリーズの新世代導入として重要な位置づけ
  • 時系列順に読むことでシリーズ全体の理解が深まる構成
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