『変態仮面』は打ち切りだった?連載終了の理由と最終回を振り返る

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究極!!変態仮面の短期連載と8年後の最終回から打ち切り説を検証するイメージ

『究極!!変態仮面』が打ち切りだったと断定できる公式な終了理由は確認できません。短期連載と8年後へ飛ぶ最終回が、打ち切り説の主な根拠です。

パンティをかぶると正義のヒーローへ変身する――。

文章だけ読むと「深夜2時の企画会議で生まれたんですか?」と聞きたくなりますが、この設定を真正面からヒーロー漫画として成立させたのが、あんど慶周さんの『究極!!変態仮面』です。

本作は『週刊少年ジャンプ』1992年42号から1993年46号まで連載され、ジャンプコミックスは全6巻で完結しました。

ところが連載終了から30年以上たった現在でも、「変態仮面 打ち切り」「変体仮面 打ち切り」「変態仮面 最終回」と検索する人がいます。

※正式な作品名は『究極!!変態仮面』です。「変体仮面」は検索時によく使われる表記ですが、本記事では以降、正式表記の「変態仮面」に統一します。

気になるのは、やはり本当に人気低迷などで打ち切られたのか、なぜ最終回が急展開に見えるのかという点ですよね。

そこで今回は、連載当時の終了状況だけでなく、2008年の読み切り、2010年の文庫版描き下ろし、2013年の新作読み切り、2014年の『HENTAI KAMEN EX』まで時系列で整理します。

先に結論を言えば、「打ち切り確定」と言える証拠はありません。

一方で、読者が「予定より急いで終わったのでは?」と感じる理由は、作品そのものの中には確かに残っています。

目次

『変態仮面』は打ち切りだった?確認できる結論

『究極!!変態仮面』が編集部の判断によって打ち切られた、と断定できる明確な終了理由は確認できません。

作者や編集側から「人気低迷のため終了した」「アンケート結果によって終了した」といった形で、連載終了の事情を明言した記録を確認できないためです。

同じ理由で、「最初からこの話数で完結する予定だった完全な円満終了」と断定するのも慎重であるべきでしょう。

つまり、現時点で確実に整理できるのは次の内容です。

項目 内容
正式タイトル 『究極!!変態仮面』
作者 あんど慶周
掲載誌 『週刊少年ジャンプ』
連載期間 1992年42号〜1993年46号
連載話数 全54話
ジャンプコミックス 全6巻
文庫版 全5巻
連載版最終回 物語が8年後へ進む
明確な打ち切り理由 確認できない

重要なのは、短期連載だったこと自体は事実でも、「短かった=打ち切り」とはならないことです。

漫画の終了事情は作品ごとに異なります。

特に過去作品の場合、後年の読者が最終回の印象から終了理由を逆算してしまうと、「たぶんそうだった」がいつの間にか「そうだったらしい」へ変化しがちなんですよね。

伝言ゲーム、怖いです。

「人気アンケートが悪かった」「題材が問題視された」「保護者から苦情が殺到した」といった説も見かけますが、確認できる資料によって終了理由として裏づけられない以上、本記事では事実として扱いません。

では、なぜこれほど「打ち切りだったのでは?」と思われるのでしょうか。

理由はかなり分かりやすいです。

①約1年強で終了したこと、②最終回が突然8年後へ飛ぶこと、③恋愛関係まで一気に決着すること。

この3つが重なっています。

なぜ『変態仮面』は打ち切りと言われる?3つの理由

『究極!!変態仮面』の打ち切り説は、公式な終了説明ではなく、連載期間と最終回の構成から生まれた推測と考えるのが自然です。

特に以下の3点は、初めて最終巻を読んだ人でも「急にまとめた?」と感じやすいところでしょう。

約1年強・全6巻で連載が終了した

『究極!!変態仮面』は1992年42号に連載を開始し、1993年46号で終了しました。

全54話、ジャンプコミックス全6巻です。

週刊漫画として1年以上続いているため、数週間で終了したような超短期連載ではありません。

とはいえ、何年も続く人気漫画が多い『週刊少年ジャンプ』作品として見ると、全6巻はコンパクトです。

だからこそ、

「ジャンプで6巻完結?」

「もしかして途中で終了が決まった?」

と連想する読者が出てきます。

会社員でたとえるなら、1年間進めてきた案件で突然「次回の会議で全部まとめましょう」と言われる感じです。

予定通りなのか、何か事情があったのか。それだけでは判定できませんが、ちょっと身構えますよね。

ただし、この連載期間だけでは打ち切りの証拠にはなりません。

最終回で突然「8年後」へ進む

打ち切り説を強く印象づけているのが、最終盤の時間経過です。

物語は高校時代から一気に8年後へ進みます。

主人公の色丞狂介は大人になり、警察官として働いています。

しかも結婚し、子どもまで誕生しています。

学校生活を描いていた漫画が最終回で一気に数年後へ飛び、主要キャラクターの将来を見せる構成そのものは珍しくありません。

ただ、『究極!!変態仮面』の場合は恋愛関係まで大きく変化しているため、「途中に何話か抜けていません?」という感覚が残りやすいんです。

後年、その8年間の空白を扱う物語が実際に描き下ろされたことも、この最終回を考えるうえで重要になります。

狂介が姫野愛子ではなく四季春夏と結婚する

もう一つ、読者が驚きやすいのが恋愛面です。

物語序盤から色丞狂介と姫野愛子は、互いを意識する関係として描かれていました。

ところが8年後、狂介と結婚しているのは四季春夏です。

春夏は連載中から狂介へ積極的にアプローチしていたため、まったく伏線のない人物が突然妻になったわけではありません。

それでも愛子との関係を追ってきた読者からすれば、

「えっ、そっちと結婚したの!?」

となるのは無理もありません。

最終回で人生の路線変更が急行列車のように通過していきます。

この唐突さが、「本当は愛子との別れや春夏との関係をもっと描く予定だったのでは」といった推測につながったのでしょう。

ただし、ここでも注意したいのは、読者がそう推測できることと、実際の連載終了事情が確認されていることは別だという点です。

※画像はAIによるイメージ

『変態仮面』の最終回はどうなった?8年後の結末

では、実際の最終回は「戦いの途中で突然終了する打ち切りEND」だったのでしょうか。

いいえ。少なくとも物語としては、主人公たちの将来まで描く形で結末が用意されています。

ここは打ち切り説を考えるうえで意外と重要です。

途中で敵との決着がつかないまま「俺たちの戦いはこれからだ!」で暗転するわけではありません。

むしろ未来まで一気に見せています。

色丞狂介は父と同じ警察官になる

8年後の色丞狂介は、警察官として働いています。

狂介の父・色丞張男は刑事であり、狂介自身も連載当初から強い正義感を持っていました。

見た目だけ切り取ると「その服装で正義を語るんですか」とツッコミたくなりますが、変態仮面は基本的に悪人を倒す正義のヒーローです。

その狂介が大人になって警察の道へ進むのは、キャラクターの芯から考えると自然な着地と言えるでしょう。

四季春夏と結婚し、息子・狂太郎が誕生

狂介は四季春夏と結婚しています。

2人の間には息子の色丞狂太郎も誕生しています。

さらに狂太郎も父親譲りの力を発揮し、変態仮面Jr.として覚醒します。

普通の親子漫画なら「笑った顔がお父さんそっくり」くらいで済むのですが、この家ではヒーローとしての性質まで受け継がれる。

色丞家のDNA、主張が強すぎます。

そして狂介自身も、8年後に変態仮面としての活動を続けています。

つまり『究極!!変態仮面』の最終回は、主人公が能力を失ったりヒーローを引退したりする終わり方ではありません。

色丞狂介は大人になっても正義の味方を続けている。

ヒーローとしては、かなり前向きなラストです。

姫野愛子とはどうなった?

姫野愛子は狂介とは結婚していません。

連載版の最終回だけを見ると、ここが特に唐突に感じられます。

しかし、『究極!!変態仮面』には後年、連載時の最終回までに存在する「空白の8年間」を補うエピソードが追加されました。

そのため、「愛子とどうして結ばれなかったの?」という疑問は、連載版だけで判断するより文庫版まで含めて見るほうが作品全体を把握しやすくなっています。

ここが『変態仮面』の面白いところです。

1993年の終了時点ですべてが固定された作品ではなく、その後も物語世界へ何度も戻ってきているんですよね。

文庫版120ページ超の新作は何を補完した?

打ち切り説を検証するうえで非常に重要なのが、文庫版第5巻に追加された完全新作です。

文庫版は全5巻で刊行され、その最終巻には120ページを超える完全新作が収録されました。

紙版の書誌上の発売日は2010年2月18日です。

ここは日付について情報が混同されやすいところですが、紙版の書誌では2月18日発売と確認できます。

120ページ超ですから、数ページの「復刻版記念おまけ」ではありません。

かなりまとまった新作です。

しかも重要なのは、その描き下ろしが連載時の最終回へ至るまでの空白の8年間を扱うエピソードになっていることです。

つまり、

「高校時代」

↓

「いきなり8年後」

となっていた間へ、後年になって新しい物語が加わったわけですね。

愛子が日本にいた事情も描かれる

描き下ろしでは、姫野愛子の背景も補足されています。

愛子は小学5年生のころからアメリカで生活しており、日本の高校に通っていた時期にも事情があったことが描かれます。

そして再びアメリカへ戻る流れが示されることで、連載版だけでは急に見えた狂介との関係にも、物語上の経緯が加わっています。

ここで重要なのは、「作者が当時からこの補完を予定していた」とまでは言えないことです。

作者が1993年の終了時にどのような心境だったのか、後年どの部分をどの理由で補おうと考えたのかまでは、作品の存在だけから断定できません。

確認できるのは、結果として連載版では描かれなかった8年間の一部が、後年120ページ超の新作によって補われたという事実です。

私は、ここを打ち切り説の直接的な証拠にするより、「連載版だけでは見えなかった人物関係を後から読み足せる作品になった」と捉えるほうが正確だと考えています。

2008年から2014年まで『変態仮面』は何度復活した?

『究極!!変態仮面』の作品史を追うと、1993年の連載終了後から2014年の新シリーズまで、いきなり21年間何もなかったわけではありません。

ここは時系列を正確に整理しておきましょう。

  • 1993年:『週刊少年ジャンプ』での連載終了
  • 2008年:『ジャンプスクエア』2月号に『帰ってきた変態仮面』掲載
  • 2010年:文庫版最終巻に120ページ超の完全新作を収録
  • 2013年:あんど慶周さんによる新作読み切り『HENTAI KAMEN S』掲載
  • 2014年:新シリーズ『HENTAI KAMEN EX』連載開始

この流れを見ると、作品が1993年で完全に途絶えていたわけではないことが分かります。

2008年に『帰ってきた変態仮面』が掲載

2008年の『ジャンプスクエア』2月号には、『帰ってきた変態仮面』という読み切りが掲載されました。

作画を担当したのは『スクールランブル』で知られる小林尽さんです。

つまり、2014年の『HENTAI KAMEN EX』を「変態仮面が21年ぶりに初めて復活した作品」と表現すると正確ではありません。

1993年の終了後にも作品は表舞台へ戻っています。

2013年には『HENTAI KAMEN S』も登場

さらに2013年4月4日発売の『ジャンプスクエア』5月号には、あんど慶周さん自身による読み切り『HENTAI KAMEN S』が掲載されました。

これは実写映画公開のタイミングとも重なる新作です。

あんど慶周さんがジャンプ系列誌に漫画を発表するのは17年ぶりでした。

こうして時系列で並べると、

「1993年終了→2014年まで完全沈黙」

ではありません。

読み切り、文庫版描き下ろし、新作読み切りと段階的に作品が再び動き始め、その先に『HENTAI KAMEN EX』があると理解したほうが正確です。

※画像はAIによるイメージ

2014年に『HENTAI KAMEN EX』が新連載

2014年6月17日発売の『画楽.mag』Vol.2では、あんど慶周さんによる『HENTAI KAMEN EX』がスタートしました。

週刊少年ジャンプでの連載終了から数えれば、約21年後に始まった新シリーズです。

そして2014年12月17日発売のVol.5で完結しました。

「21年ぶりの復活」ではなく、正確には「週刊少年ジャンプでの連載終了から約21年後に始まった新シリーズ」と整理するのが適切でしょう。

この違いは細かく見えますが、打ち切り後の作品史を検証する記事では結構大事です。

2008年と2013年をなかったことにすると、せっかく何度も帰ってきた変態仮面に「お前、21年間どこにいたんだ」と濡れ衣を着せることになりますからね。

実写映画化は「打ち切り説」を否定する証拠になる?

『究極!!変態仮面』は後年、実写映画にもなりました。

2013年4月13日に『HK/変態仮面』が公開。

色丞狂介を鈴木亮平さんが演じ、監督・脚本を福田雄一さんが担当しました。

小栗旬さんも脚本協力として参加しています。

さらに2016年5月14日には、続編『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』が公開。

鈴木亮平さんと福田雄一さんが再びそれぞれ主演、監督・脚本を担当しました。

ただし、ここは区別しておきたいところです。

後年に映画化されたからといって、1993年の週刊連載が打ち切りではなかった証明にはなりません。

漫画の連載終了事情と、何十年か後に作品が再評価されることは別問題だからです。

この映画化から読み取れるのは、「連載終了後も作品としての知名度や企画価値が残っていた」という点まででしょう。

それでも全6巻の漫画が約20年後に実写映画となり、さらに続編まで制作された経歴はかなり珍しいものです。

『究極!!変態仮面』は「何巻続いたか」より、「終わったあと何度戻ってきたか」のほうが面白い作品なのかもしれません。

『変態仮面』の連載終了理由をどう考える?筆者の考察

ここからは、確認できる事実を踏まえた私見です。

私は『究極!!変態仮面』について、「打ち切りだった」「円満終了だった」のどちらかを無理に選ぶ必要はないと考えています。

現在確認できる材料だけなら、

連載終了理由は不明。ただし連載版の結末には、読者が急展開と感じるだけの特徴がある。

ここまでが一番堅い結論です。

特に打ち切り説が生まれる理由は明確です。

約1年強、全6巻で終わっている。

最終回は8年後へ飛ぶ。

高校時代に中心だった恋愛関係も、未来では大きく変化している。

この3点を連続して見ると、「終了が決まって一気に未来まで描いたのでは?」と想像したくなる気持ちは私にも分かります。

私だって初見なら、最終巻を閉じたあと一度表紙を確認します。

「5巻飛ばしてないよな?」と。

しかし、その印象から「だからアンケート打ち切りだった」と結論を飛躍させるのは別問題です。

終了理由を語る作者・編集側の明確な説明を確認できない以上、そこへ具体的な原因を当てはめるのは推測になります。

後年の補完は「打ち切りの証拠」ではない

文庫版で120ページ超の新作が追加され、空白の8年間が描かれたことも興味深い材料です。

ただ私は、これも「当時描けなかったから打ち切り確定」という証拠にはならないと思っています。

過去作品の新装版や復刊で新作が描かれる理由はいくつも考えられますし、作者自身が当時どこまで描く予定だったのかも、後年の作品だけからは分かりません。

正確に言えるのは、

連載版で大きく時間が飛んだ部分について、後年になって実際に新しいエピソードが描かれた。

ということです。

この「事実」と「そこから考えられること」を混ぜないのが、打ち切り検証では一番大切だと思います。

実は「打ち切りかどうか」だけでは作品史を説明できない

そして私が『変態仮面』を調べていて面白いと感じるのは、連載終了後の動きです。

2008年には小林尽さんによる『帰ってきた変態仮面』。

2010年には文庫版の大幅描き下ろし。

2013年にはあんど慶周さん自身による『HENTAI KAMEN S』。

2014年には『HENTAI KAMEN EX』。

さらに実写映画も2作品作られました。

この経歴を見ると、『究極!!変態仮面』は「1993年に終わった全6巻の漫画」とだけ表現するには少々もったいないんですよね。

短期連載だったことと、その後長く作品が活用されたことは両立します。

仮に当時の週刊連載に何らかの編集上の事情があったとしても、それだけで後年の作品価値まで決まるわけではありません。

ここが今回、私がいちばん伝えたいポイントです。

漫画の連載寿命と、作品そのものの寿命は同じではない。

『究極!!変態仮面』は、その差がかなり大きい作品だと思います。

全6巻という短さが結果的に強烈な印象を残した?

もう一つは完全に私見ですが、本作は非常に「説明しやすい漫画」です。

パンティをかぶることで潜在能力を引き出し、変態仮面になって悪を倒す。

これだけで作品の個性がほぼ伝わります。

漫画やアニメが何千本と存在する中で、「タイトルだけは知っている」「あのヒーローでしょ」と何十年後も思い出してもらえるのは、とてつもなく大きな強みです。

一方、こうした一発で伝わるギミックを長期連載で維持するのは簡単ではありません。

敵をさらに強くするのか。

恋愛を広げるのか。

別の能力を追加するのか。

毎週新しい変態を出すのか。

最後の案だけ編集会議のホワイトボードを見てみたい気もします。

もちろん、「全6巻だから良かった」と断定することはできません。

もっと読みたかったファンも当然いるでしょう。

ただ、短い連載期間でも強烈な個性を残し、十数年後、二十数年後にも新作や映画が生まれたという経歴は、本作を単純な「短命漫画」で片付けられない理由になっています。

まとめ|『変態仮面』は打ち切り確定ではない

『究極!!変態仮面』は、あんど慶周さんが『週刊少年ジャンプ』1992年42号から1993年46号まで連載した作品で、全54話、ジャンプコミックス全6巻です。

編集部判断による打ち切りだったと断定できる明確な連載終了理由は確認できません。

一方で、

  • 約1年強で連載が終了している
  • 最終回で物語が突然8年後へ進む
  • 狂介が姫野愛子ではなく四季春夏と結婚している

という特徴から、「予定より早く終了したのでは」という打ち切り説が生まれやすい作品なのは確かです。

ただ、連載版は戦いの途中で突然終わるわけではありません。

8年後の色丞狂介は警察官となり、四季春夏と結婚。

息子の色丞狂太郎も誕生し、狂介自身は変態仮面として活動を続けています。

そして作品史は1993年で途切れていません。

2008年には小林尽さんによる読み切り『帰ってきた変態仮面』が登場。

2010年には文庫版第5巻へ120ページを超える完全新作が追加され、連載最終回へ至る空白の8年間が補完されました。

2013年にはあんど慶周さんによる『HENTAI KAMEN S』、2014年には週刊連載終了から約21年後となる新シリーズ『HENTAI KAMEN EX』がスタートしています。

さらに2013年と2016年には鈴木亮平さん主演で実写映画も公開されました。

だから私は、『究極!!変態仮面』を「打ち切りだった漫画」の一言だけで片付けるのは正確ではないと考えています。

連載終了の事情は確認できない。しかし、急な最終回に見える理由はあり、その空白は後年の作品で実際に補完された。

ここまでが、現在確認できる事実に基づいた最もフラットな結論です。

週刊連載は約1年強。

なのに30年以上たっても「本当に打ち切りだったの?」と調べられている。

長さではなく記憶への残り方で勝負した漫画だと考えると、『変態仮面』という作品、やっぱり普通ではありませんね。

よくある質問

『変態仮面』は本当に打ち切りだったのですか?

打ち切りだったと断定できる明確な終了理由は確認できません。

約1年強・全6巻で終了し、最終回が突然8年後へ進むことから打ち切り説がありますが、「人気低迷のため終了した」などの具体的な事情は確認できていません。

『究極!!変態仮面』の最終回で狂介は誰と結婚しますか?

色丞狂介は8年後、四季春夏と結婚しています。

2人の間には息子・色丞狂太郎が誕生し、狂太郎も変態仮面Jr.として覚醒します。狂介自身は警察官として働きながら変態仮面の活動を続けています。

『変態仮面』には連載終了後の続編や新作がありますか?

あります。

2008年に小林尽さん作画の『帰ってきた変態仮面』、2010年に文庫版の120ページ超の描き下ろし、2013年に『HENTAI KAMEN S』、2014年に新シリーズ『HENTAI KAMEN EX』が発表されています。

日暮ツムギ(週末アニメウォッチャー兼・現役会社員ライター)

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